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コピペがもたらすデメリット (K2S)

SEと一口に言っても色々なタイプの業務があります。
バリバリにプログラムを組んでいくプログラマーもいれば、システムの導入や保守サポートをするカスタマーエンジニアもいます。
それらSEの方々、また他の業種の方々もコピーアンドペースト、いわゆる『コピペ』というテクニックを使用されていると思います。
コピペは元ネタを複製できるわけですから非常に便利です。
・ソースコードをコピー
・ファイルをコピー
・コマンドをコピー
など、様々な場面で活躍しますし、実際に私もよく使います。
ところで弊社では、WindowsやLinuxのサーバはもちろんのこと、HPE社のNonStop Serverも扱っています。
学生時代には、WindowsやLinuxを目にすることはあってもNonStop Serverというシロモノを触ることはまずないでしょう。
未経験でこのサーバに関わることになったら、見たことのないコマンド群で日常が埋め尽くされていくことでしょう。
初めて新たなものに関わるのはNonStop Serverには限りませんが、よくわからないことはコピペで済ませばいいやということになるかもしれません。
コピペは非常に便利なのですが、乱用は個人の成長の足かせになる場合があります。
作業内容を理解しないままにコピペ慣れしてしまうと、コピペ元のデータが常に手元にないと作業が出来ないエンジニアになってしまいます。
「xxやっといて」
「(コピペ元がないから)コマンドがわからないので、できません」
大袈裟ですが、こんなやり取りは避けたいですよね。
実務では先輩SEが用意してくれる手順書などが存在し、それをコピペすればミスがないような取り計らいをしてもらえることもあるでしょう。
ただ、それに頼り切っていては自分のためにはなりません。
頭と体で技術を身に着けてしまえば、コピペをするよりも手入力した方が早いというケースのほうが多くなってきたりします。
もちろん、業務によっては、わかりきっていることでも手入力はミスの元だからコピペにしろという場合もありますが。
技術を着実に身に着けてから、その後自分の業務を楽にするためにコピペも使う。
そんな意識を持った人達と一緒に仕事ができれば嬉しいです。

2019年06月24日

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