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日々これ徒然
essay & opinion
色の世界(S4E)
某ファッションモデルが発言して話題になりました「白は200種類ある」。
興味が湧いて少し調べてみたので、簡単にですが皆さんにも共有したいと思います。
そもそも「色」とはなにか。
色は光・モノ・目の3つの要素により脳に生まれる”感覚”だそうです。
つまり色自体が外界に存在するわけではなく、目と脳が作り上げる主観的な感覚なのです。
確かに、光がない真っ暗な部屋では、何の色も識別できませんよね。
なお、感覚なので、明確に何種類あるという定義づけはされていませんが、ヒトはおよそ1000万種類の色を認識すると言われています。
つまり、「白は200種類ある」というのは誇張表現ではなく、むしろ実際には白だけでも200種類以上のバリエーションがあるようです。
凄いですね。
皆さんも仕事や学業でよく使われるであろうExcelやパワーポイントなどは、標準で50色以上あり、細かく使い分けることができます。
ただし、見やすい資料作りのためにはただカラフルにすれば良いというわけではなく、強調したい部分やポイントを色付けすることを意識し、3色~5色程度にまとめるのが見やすいとされています。
そして、色調を合わせる(カラーパレットの中で同じ横軸の色を使う)ことで、さらに見やすい資料になりますので意識されると良いかもしれません。
また、余談ですが、これだけ種類が多いと、変わった名前の色も多く存在します。
「国防色」や「憲法色」など軍事や国家関連の名称があったり、「まつざきしげる色」などの人名に由来する色なども実際にあるそうです。
日常では意識していませんが、当たり前にあるものをこのように改めて意識して考えてみると、意外な発見があったりして面白いですね。
2023年07月13日