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日々これ徒然

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(S3E)

車の話です。(S3E)

エンジンとモーター。
ガソリンと水素。
小型と大型バッテリー(蓄電)。
上記のキーワードの組み合わせで分類できます。

ざっくり言うと、車を動かすためには動力が必要で、動力には燃料が必要です。
動力で推力と始動や灯火に必要な電気を取り出します。

1.エンジンxガソリンx発電
現在の一般的な車の組み合わせです。
エンジンをガソリンで動かし、運転中は灯火に必要な交流をオルタネーターで発電、小型バッテリーに蓄電します。

ちなみに、オルタネーターは電圧を加え続けるとモーターとして動くので、マイルドハイブリッド(なんちゃってハイブリッドとも)と呼ばれる仕組みでは、エンジンの補助機関として使用し燃費を良くしてます。

2.エンジンxモーターxガソリンx発電
いわゆるハイブリッドカーと呼ばれる組み合わせで、エンジンをガソリンで動かし、大型バッテリーに蓄電、一部区間バッテリーでモーターを動かし燃費を良くしてます。

やっちゃうメーカーでは、モーターを動かす電気を得るために小型のエンジンを搭載、ガソリンで動かし発電する、という現実的な実装も行ってます。

3.エンジンxモーターxガソリンx発電x外部充電
冒頭のキーワードから水素を外した組み合わせで、いわゆるプラグインハイブリッドと呼ばれるハイブリッドカーに外部給電の機能をつけた組み合わせです。
日本車は充電だけでなく、停電時に車から家庭に給電する事が可能です。

4.モーターx外部充電
いわゆる電気自動車で動力はモーター、燃料はガソリンも水素も使わず外部から大容量バッテリーに充電し動かす仕組みです。
アメリカの会社は自動運転を組み合わせて未来的、と言ってますが、充電に時間もかかりスタンドも少ないです。
あと執筆時点で停電時に車から家庭に給電する事はできません。

5.モーターx水素x発電
水素カーと呼ばれるもので、運転すると水しか排出しません。
水素の充填も1分程度、外部充電の弱点を解消したものです。
ただ電気以上に水素ステーションは少なく、車両価格も燃料も一番高いです。

ここまでは市販化されている技術で、個人的には1.が一番好きです。
地球には優しくないみたいですが、モーターで動く車は静かすぎて運転していて怖いです。

6.エンジンx水素x発電
水素でエンジンを動かす仕組みです。
水素自動車・電気自動車(モーター)ではなく、ガソリンに変わり、水素でエンジンを動かします。
ガソリンが水素に変わっただけなので、アクセルを踏めばエンジン・マフラーが鳴り、パワーもガソリンよりあるそうです。

市販はされていませんが、サーキットでは試作車が走っており、動画を見ただけですが、個人的には将来的にはこれに乗りたいなとおもってます。
が、現時点では水素からの安全確保のために車重は重く、価格も高いです。

最近、海外でハイブリッド含めガソリン車の十数年後の”新車”販売禁止が公表され始め、日本のメーカーも1.-3.以外に主力を移さざるを得ません。
日本もあと十数年で電気か水素ステーションが各地にできるのか分かりませんが、なんとなく中古のガソリン車に乗って、6.に手が届く用になったら乗り換える、と思ってます。
皆さんはいかがでしょうか。

2023年01月05日

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