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日々これ徒然
essay & opinion
よくあるホテルじゃなくて、少しだけグレードの高いホテルに①(S09E)
1年ほど前に日帰りが難しい遠出の用事があり、かなり久しぶりのホテル宿泊をしました。
普段ホテルを選ぶときは価格面を考慮して「ベッド1台と椅子1台でぎりぎりの狭さ」というような部屋に泊まるのですが、久々だし…一人旅だし…と自分に言い訳をしながらいいホテルのそこそこな部屋を早割で予約。
いつもなら寝られればいいやという思考でホテルを選ぶのですが、その時はそういう気分じゃなかったのです。
まずホテルに着いて、その綺麗さにびっくり。
ビジネスホテルのロビーによくある、ちょっとくたびれたような空気はゼロ。
後で知ったのですが、オープンしてまだ2年くらいしか経っていなかったそうで…。
そんな空気あるわけないですね。
部屋に入ってもまたさらにびっくり。
広い。
綺麗。
ベッドが大きい。
2人掛けのソファとクイーンサイズのベッドがあるのに、部屋面積が20㎡もあるので全く狭く感じない!
おまけに、洗面台とは別に部屋の中に簡易シンクまで!
その辺のビジネスホテルじゃ絶対にない設備です。
食事なしのプランだったので、ホテル近隣のカフェやレストランで食事をしたり、テイクアウトで部屋に持って帰って食事をしたり。
空いた時間はホテル周辺のモールをうろうろしたり、高層階から景色を眺めながら転寝したり。
身も蓋もないですが、高いホテルっていいですね!!
これほどまでに悠々自適の4文字が似合う時間を過ごしたのは久々な気がしました。
考えてみればホテル宿泊なんて1年に何度もある事じゃないし、そこまでコスパを考えなくてもよかったのかも…。
チェックアウトの手続きをしようとロビーに降りたら、ANAだかJALだかの制服を来た方々がいたので驚きました。
ぱっと見はパイロット、客室乗務員のように見えました。
これから搭乗業務かな?といったような雰囲気で…。
その背筋が伸びるような凛とした姿は、あまりに自堕落な時間を過ごした後の自分には少し眩しく、直視が出来なかったです。
実は、近々にまた遠出の予定がありホテル宿泊をします。
上記のホテルとはまた違うところですが、やっぱりちょっとだけ高めのよさげなホテルを予約しました。
あの悠々自適さは癖になってだめですね…。
でも年に1回とか2回とかなので…。
機会がありましたら「よくあるホテルじゃなくて、少しだけグレードの高いホテルに②」として、また寄稿したいと思います。
2023年05月15日