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日々これ徒然

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就学前健診(N3E)

来年度に子供が小学校に入学する為、先日、就学前健診に行ってきた。
就学前健診とは、小学1年生になる前年に行なわれる健康診断の事で、一般的には入学予定の小学校で集団で行われることになっている。

 

集団の健診は3歳児健診以来の3年ぶり。
昔のようにワーワーと泣いたりはしないだろうが、待ち時間が多くてぐずってしまわないだろうか、学校の先生や医師に何か指摘されたりしないだろうか‥。
少々緊張しながら子供と2人で小学校に向かった。

 

基本的には親子で内科、歯科、耳鼻科、視力検査等のブースを周る流れで思ったよりも順調に進んだが、やはり待ち時間は多い。
まわりには世間話をしながら順番を待つママ達の多いこと。
この小学校の目と鼻の先に地域の大きな幼稚園と保育園があり、そこに通う子供達が多く、知り合い同士も多いようだった。

 

一方、我が子が通う保育園はここから少し離れたところにあり、それゆえ同じ保育園から一緒に入学するお友達は殆どいなかった。
入園時の空き状況と通勤時の利便性の都合で自宅からは遠い保育園を選んだ為だ。
その事は子供自身もとても残念がっており、新しい環境でちゃんとお友達ができるかが親の私にとっても今から心配の種だった。

 

健診も進み、どこか見覚えのある親子が目の前に並んでいることに気づいた。
それは以前、一時期だけ同じ保育園に通っていた同じ組のお友達とそのママだった。
そのお友達は家の近くにできた保育園に移るために途中で転園してしまい、それから会ってはいなかった。

話しかけてみると私達の事も覚えていてくれて、まだ保育園に通い始めて間もない懐かしい頃の話をする事ができた。
子供同士も初めは恥ずかしがってモジモジしていたものの徐々に打ち解けていき、気づけば手を繋いで歩き、走りまわり、しまいには健診後に公園で暗くなるまで遊んで帰った。

改めて子供の適応能力に関心するとともに、新しい環境に不安だったのは子供よりも私の方だったのだと感じさせられる出来事だった。
産まれてから何度も健診を受けてきたが、この就学前健診は親が付き添う最後の健診。
これからも親の心配を軽々と乗り越えて、すくすくと成長してくれることを願っている。

2022年12月08日

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