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日々これ徒然

essay & opinion

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今年の夏の思い出(EE)

今年はゲリラ豪雨と猛暑がすごかったですね。
あまりの暑さに数秒前の記憶が瞬間に飛んでしまうことがありました。
記憶に残るイベントを自己ランキングとしてご紹介します。

 

■第一位
昨年は、ちょうど一年間社外での業務があり、千代田区に通っていました。
ストレス発散のためもあり、たまに(密かに)現場から約8キロ離れた場所に徒歩で移動して、関係者が絶対いない場所で今流行りの千ベロ(せんべろ)を楽しんでいました。
(訪問先から離れたところで飲むのは会社員の常識です。)
そこで知り合った若手の店員は当初店長でしたが、数か月後、降格してしまい副店長となってしまいました。
そこで彼は再昇格をかけて本当に頑張っていたのが印象に残りました。
そして、夏が終わり私の社外作業が終了する直前となり、最後の挨拶で訪問しましたが、彼も店長に再度昇格して異動するとのことで、お互い一年間の感謝とお別れの挨拶ができて本当に良かったと思いました。

 

また、私は過去に彼の仕事のミスを何回か指摘したこともあり、降格してしまう原因の一部を作った罪悪感を抱いていました。
ちょくちょくコッソリと働く様子を見に行ったりするほど、非常に心配していたので本当に安心しました。

 

彼もその店舗の勤務が最終週だったようで、他の常連さんにも「復活して良かったねぇ」と労わられていました。
ところが、最後のお会計で完全に彼にお釣りを間違えられ、またかとこの時はさすがに記憶を失いそうになりました。
一転して最後のミスをまた指摘することになり、本当この若者の将来が心配になってしまいました。
彼は笑顔が素敵だったので、笑顔以外は記憶から飛んでしまいそうでした。

 

 

■第二位
皆さんは鵜飼いで有名な岐阜県に行くことがありますでしょうか。
岐阜に行ったら木曽川の上流(や長良川)に行くことをお勧めします。
私も人生初で訪れたら、川の流れとその轟音(場所によっておそらく90dB位)のような水の流れに心が奪われ、私の人生や悩み事も洗い流されるようで感激してしまいました。

 

この周辺は車でしか行けないのですが、車内ではわからないので徒歩か自転車での移動がお勧めです。

 

音の表現は難しいですが、「ドドド」と豪快な空気の振動で、この振動を体で感じると、とある漫画(最近映画化されています)の「スタンド」が本当に背中に出てくるのではないかと期待してしまいした。
行った日は気温が30度を超えたこともあり、2時間は川沿いを歩きましたね。
そしてその日の嫌な思い出と疲労は、ついつい綺麗に忘れてしまいました。

 

最後に、秋からは移動手段を30年ぶりの自転車に切り替えて各地を巡り始めました。
「徒歩で曖昧だった土地勘は全く現実とちがうこと」を再認識したり、「日本の高低差や季節毎の変化」を再認識しました。
見知った土地でも新たな感覚で、目に飛び込んでくる情景から今までの常識や記憶が飛んでしまいそうです。

 

これからは目を見開き意識をハッキリさせ、今を感じながら何事も忘却しては(飛ばしては)いかんなと感じました。

 

おわり

2022年12月01日

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