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(山岡S)

がいこくからふぁっくす(山岡S)

1990年代初頭、ITの世界は巨人のIBMやミニコンの雄DECなどに始まり、米欧日の各社が独自の製品を持っていた。
製品そのものに競争力があり、ベンダに所属していた僕としては自社の製品自体がそもそも差別化要因となっていた。
そうなると他社の製品と比較してお客様に自社の優位なことを説明するだけで仕事した気になった。
お客様が使いやすいとかお客様の本当にやりたいこととかそんなことよりベンダの売りを押し売りしていた感が否めない。
当時インターネットとかウェブとかそんなものはほぼ無かったが、電子メールと電子掲示板は使うことができた。
僕はワールドワイドに展開している今で言うところのグローバルな外資系に勤めていた。
そして同じ会社の外国人から電子メールや電子掲示板を使って情報を収集することが日常的な業務であった。
ところが英語が苦手な僕は外国人とのコミュニケーションが不得手であった。
どうしても質問しなければならないこと以外は関わり合いを持たないよう努めていた。
そんなある日お客様からあるソフトウェアを使いたいと相談を受けることになる。
ゲノム解析に利用するソフトである。
このソフトが米国ウィスコンシン大学のGCGというソフト群であった。
致し方なくそのソフトに詳しいらしい人物へつたない英語で「使いたいがどうしたら」的質問をしてみた。
質問相手の名前は失念したが同大学の教授であった。
ファーイーストの得体のしれない者からのメールである。
今であればウイルスソフトではじかれていたかもしれない。
かなりビビッて送信した翌朝、机の上に僕宛に大量のふぁっくすが届けられていた。
GCGの説明やらなんやらである。
大変にありがたいことであるがゲノム解析のソフトの説明は僕には意味不明で困惑ものであった。
お客様にそのまま提出するわけにもいかないのでどうしたものか悩んでいた時、白百合先輩がアドバイスをくれた。
「日本人としてお礼しなきゃだめだぞ。」
山岡痛恨である。
お客様への説明ばかりに気を取られまずは教授へのお礼をすっかり失念していた。
慌てて電子メール

Dear Professor Thank you. Good Bye.

2020年05月11日

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