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日々これ徒然
essay & opinion
「古屋のスマートホーム化 2/3 構築手順」(N10E)
構築手順
1.AIスピーカーの構築
音声で検索したり、クラウドの音楽を聴くための AIスピーカー(スマートスピーカー)です。
1-1 AIスピーカーの選択
私の場合は、数年前から使用しているChromecastがGoogle製のため、親和性の高いGoogle Nestを選択しました。
AmazonやApple製のスピーカーでも同じことができると思いますが未検証です。
また、使わなくなったスマホを利用することもできそうですが、こちらも未検証です。
1-2 Google Nestの初期設定
設定はスマホのGoogle Homeアプリを使います。
Google Nestをスマホと同じWiFiネットワークに接続できるようネットワークの準備をしておきます。
Google Homeアプリで、BluetoothとWiFiに接続しながら初期設定をしていきます。
スマホは、iPhoneとAndroidの両方で動作を確認しました。
1-3 設置場所
下の条件を満たす場所に設置します。
・常時WiFiの電波が届く。
・電源が確保できる。
・AIスピーカーが、起動や操作の言葉を正しく認識できる。
2.家電リモコンの構築
家電リモコン(スマートリモコン)で「リモコン付き家電」を操作します。
AIスピーカーと家電リモコンとを組み合わせることで、スマートホーム用の家電を新たに購入する必要がありません。
2-1 家電リモコンの選択
AIスピーカーと接続を保証している製品の中で一番安価なものを選びました。
プリセットデータが豊富なこと、学習リモコンの機能があることなどを考慮に入れると良いと思います。
2-2 Nature Remo miniの初期設定
設定はスマホのNature Remoアプリを使います。
Nature Remo miniをスマホと同じWiFiネットワークに接続できるようネットワークの準備をしておきます。
Nature Remoアプリで、WiFiに接続しながら初期設定をしていきます。
2-3 家電を登録
Nature Remoに、5)の操作される家電を登録します。
有名メーカの最近の製品であれば、プリセットデータの中から型番を選びます。
プリセットデータの中に該当機種がない場合は、
リモコンの波長を学習させながら、登録していきます。
2-4 設置場所
下の条件を満たす場所に設置します。
常時WiFiの電波が届く。
電源が確保できる。
Nature Remoからの赤外線が、操作される家電に届く。
物の陰に設置されている家電は赤外線が届きにくい場合がありました。
天井や壁の反射を利用して赤外線を目的の場所まで届けるなどの工夫をしました。
2-5 テスト
この時点でNature Remoアプリから登録済みの家電を操作できるようになっているはずです。
動作しない場合は、2-2から2-4までを見直します。
3.Google Home の設定
2-3で登録した家電を音声で操作するために、AIスピーカーを設定したGoogle Homeアプリに登録します。
これで「照明をつけて」「照明を消して」「エアコンをつけて」「エアコンを消して」が可能になりました。
次回は応用とまとめです。
2021年05月19日