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日々これ徒然

essay & opinion

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お米と私 その3(Y4E)

これまで、私がお米を好きになったきっかけや、アルバイト時代の”お米と私”についてお話してきました。
今回は、社会に出てからの”お米と私”についてお話します。
社会人なり、初めての一人暮らしがスタートしました。
家具家電を買いそろえるのは大変で、高価なものは当然買えず、なるべく低価格のものをそろえました。
炊飯器も例外ではなく”お、ねだん以上。”のキャッチコピーでおなじみのN社製(4千円)が私の最初の相棒でした。
キャッチコピーの通り、確かに”お、ねだん以上。”と思わせてくれました。
炊き立てを食べる分には十分美味しいです。
しかし、冷凍冷蔵してしまうと、やはり白米としては食べられず炒飯や混ぜご飯にして食べていました。
そんな生活が3年続きました。
3年の間、ずっと炊飯器を買い替えたいなと思っていた私は、ようやくその思いを行動に移します。
いくつもの製品比較サイトやお店で、象にしようか虎にしようかと悩みに悩みました。
家電量販店で炊飯器を眺めるのがこんなに楽しいとは思いもよりませんでした。
結果、サイズや費用感など全体的に評価し”A Better Life,A Better World”のP社製(1.6万円ほど)を選びました。
新しい相棒は2段IH&備長炭釜でふっくらおいしいごはんが炊けることがウリな上に見た目もスタイリッシュでかっこいいデザインでした。
どんな美味しいご飯が炊きあがるのかと期待に胸を躍らせながら帰宅し、早速開梱。
そして、炊飯開始。
炊飯中に噴き出す蒸気に乗ってお米の香りがキッチンいっぱいに広がりました。
「これは美味い」
まだ食べてもいないの既に美味しかったです。
待つこと50分、ついに炊き上がりました。
ワクワクしながら炊飯器を開けると、お米の香りがギュッと詰まった蒸気が解き放たれます。
目を閉じてそれを顔全体で受け止めます。
そして目を開けると、つやつやのお米が釜いっぱいに炊き上がっていました。
「絶対美味い」
そう確信した私は、茶碗によそい、すぐさま一口、二口、三口、と黙々と食べ進め、あっという間に茶碗からご飯が消えていました。
ただただ美味しく、大満足でした。
もちろん、おかずは食べずに白米のみでいただきました。
新しい相棒のすごいところは、冷凍しても、冷蔵しても”美味いん”です。
驚きです。
新しい相棒が来てからは、炒飯や混ぜご飯を食べる頻度がめっきり減りました。
私の白米生活をより良いものにし(A Better Life)、より白米を美味しく味わう世界へ(A Better World)と導いてくれました。
これからも、お米をお腹いっぱい、美味しくいただいていきたいと思います。
みなさんも、炊飯器で変えられる世界があるので、是非。

2020年12月07日

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