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日々これ徒然
essay & opinion
車の話を少々。(S3E)
エンジンとモーター。
ガソリンと水素。
発電と外部充電。
車の分類は上記のキーワードの組み合わせで説明できます。
車の仕組みとして、動かすためには動力が必要で、動力には燃料が必要です。
動力で推力と始動や灯火に必要な電気を取り出します。
ざっくり言うと車の仕組みは以上です。
◯エンジンxガソリンx発電
現在のいわゆるフツーの車の組み合わせです。
エンジンをガソリンで動かし、運転中はオルタネーターで交流を発電、小型バッテリーに蓄電します。
ちなみに、オルタネーターは電圧を加え続けるとモーターとして動くので、マイルドハイブリッド(なんちゃってハイブリッドとも)と呼ばれる仕組みでは、エンジンの補助機関として使用し燃費を良くしてます。
◯エンジンxモーターxガソリンx発電
いわゆるハイブリッドカーと呼ばれる組み合わせで、エンジンをガソリンで動かし、大容量バッテリーに蓄電、一部区間バッテリーでモーターを動かし燃費を良くしてます。
一部メーカーでは、外部充電が高く付くので、モーターを動かす電気を得るために小型のエンジンをガソリンで別途動かし発電する、という現実的な実装も行ってます。
◯モーターx外部充電
いわゆる電気自動車で動力はモーター、燃料はガソリンも水素も使わず外部から大容量バッテリーに充電し動かす仕組みです。
アメリカの会社は自動運転を組み合わせて未来的、と言ってますが、充電に時間もかかり日本にはスタンドも少ないです。
◯エンジンxモーターxガソリンx発電x外部充電
いわゆるプラグインハイブリッドと呼ばれるハイブリッドに外部給電の機能をつけた組み合わせです。
日本車は充電だけでなく、停電時に車から家庭に給電する事が可能です。
アメリカの自動運転車は執筆時点でこの機能はありません。
◯モーターx水素x発電
水素カーと呼ばれるもので、運転すると水しか排出しません。
水素の充填も1分程度、外部充電の弱点を解消したものです。
ただ電気以上に水素ステーションは少なく、車両価格も燃料も一番高いです。
◯エンジンx水素x発電
水素でエンジンを動かす仕組みです。
ガソリンと同じでアクセルを踏めばエンジン・マフラーが鳴り、パワーもガソリンよりあるそうです。
数年前車を買うときに、エンジン xガソリン xターボ という将来無くなるであろう構成で買いました。
案の定一部地域ではハイブリッド含めガソリン車の将来の新車販売禁止が公表はされました。
紹介した6通りのうち2つまでが終息が見込まれましたが、昨今の電気代・燃料代高騰などもあり、ガソリンエンジンの販売は再度認められました。
次買うときは電気かなーなどと思い充電や発電の設備の勉強もしていましたが、上記状況や、そもそも化石燃料燃やさない植物由来のガソリン合成燃料ならエンジンそのまま、カーボンニュートラルでバッテリーや水素などの高額な材料も使わなくて済むんじゃない?
という考え方など、まだまだ次もガソリン車かなと思っている今日このごろです。
2023年08月31日