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日々これ徒然

essay & opinion

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都会の季節 (NE)

栃木の田舎から憧れの都会に引っ越して2年。
山や畑ばかりの道をバイクで往復する日々から、電車で人に揉まれる日々へと変わった。
どちらの苦労を取るかは人それぞれだが、帰りに駅でちょっと買い物ができる方が、私には人ごみでの疲れも吹き飛ぶくらいに嬉しい。
一方、都会での生活には足りないものがあることにもだんだん気付いてきた。
私の感覚からすると季節感が全くと言っていいほどないのである。
去年ショックだったのは、気が付いたら紅葉も見ずに秋が終わっていたことだ。
冬も家から会社までは土が見当たらないので毎朝霜柱の長さを観察できないのも寂しい。
名所の多い春の桜も、はたして花を見に行っているのか人を見に行っているのかわからない場所もある。
日に2時間しか外に出ないので夏の熱風を浴びなくていいのはありがたいが、なかなか自然の移り変わりを味わえず悶々としている。
しかし都会には自然が少ない分、人の作り出す季節がある。
横浜では秋には赤レンガでオクトーバーフェストで珍しいビールをいろいろ飲めるし、冬には中華街でエキゾチックな春節がある。
浅草でも初夏のほおずき市は華やかで楽しいし、年の瀬を控えて酉の市で縁起物を買いこむのもいい。
今年は11月に開催されたが、夏真っ只中の立川の花火も味わってみたい。
人が多い分、催し物がいっぱいあるのが都会の季節らしい。
そしてなんだかんだで、私は今年も桜と人がいっぱいの上野公園で飲む甘酒を楽しみにしている。

2019年03月18日

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