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働き方の変化 (N07S)

「大手通信会社が7月から原則社員は全員在宅勤務とする新制度を導入する」という報道があり衝撃を受けた。
特に驚いたのは「出社を出張扱いとする」というルール。
交通費は上限を設けず支給し航空機利用の出社も可とする。
出社したときの宿泊費も会社が負担してくれる。
このため国内のどこにでも自由に居住して勤務できる。
北海道や沖縄に住みながら都心のオフィスに席があり、出勤しても費用の負担がないといったことになる。
働き手にとっては魅力的だ。
優秀な人材をとるための施策であると考えられている。
一般的にはとてもいい制度なんだろうと思う反面、自分がそういう働き方になった場合に仕事がうまくできるか不安に思う。
リモートでの声だけでは伝わらないことや直接姿が見えないとわからないことがたくさんあるのを、ここ数年で実感している。
コロナ禍でなかなか会えない同僚や面識のないお客様と仕事を進める上で、直接話せたらもっとスムーズにできると思ったことは数知れない。
まして入社年の浅い若手社員に伝えたいことを理解してもらうにはかなり工夫が必要になる。
同僚が物理的に同じ空間にいれば、お客様とのやりとりや仕事の仕方なども互いに直接見て感じて学ぶことができる。
隣席で後輩が困っている気配を感じたら、声をかけて話を聞いたり、アドバイスをすることもできる。
自分がどんなに不安に思っていようが、直接会わない働き方の流れはさらに進んでいくのだろう。
SF映画のように遠くに居ながらにしてホログラムでみんなと一緒に働くみたいなことが実現するのだろうか。
もっともっとテクノロジーが発達し、不安や懸念が払拭されるのを、自分の生涯で体験できるだろうか。
新しい時代の流れを感じつつ、遠い未来に思いを馳せながら、それに伴う困難に一歩ずつ挑戦していきたいと思う。

2022年07月14日

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