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認証系 (S2S)

皆様こんにちは、日々認証系のお仕事をしている者です。
今日は老若男女、普段何気なく行っている「認証」について、
「実は裏ではこんなことしているんです!」
といったお話をお届けします。
◆認証といえば?
「認証」と聞くと皆さんは最初に何を思い浮かべるでしょうか?
なにかへのログインでしょうか?
ATMでのパスワードや手のひらを使った認証でしょうか?
身近過ぎて忘れがちですが、スマホのアンロックも認証ですね。
◆パスワード認証って裏ではどうなっている?
一番世の中で使われているであろうパスワードでの認証。
これはもう簡単。
あらかじめ登録した文字と都度入力する文字が一致していれば認証成功です。
こんな簡単なものにも裏があります。
一例としてはパスワードが「abc」だとしてもパスワードが一致しているか確かめるときには「jep0nwx8lc2」なんて文字に変わっていたりします。
「パスワードをそのまま記録してたら、情報漏えいしたときにやばくない?」
「よくわからない文字に変えてから照合すれば人が入力する文字は簡単にはわからないよね?」
といった考え方からこんなことをしています。
◆指紋認証って裏ではどうなっている?
さて次はスマホの普及でとても身近になった指紋認証の裏側です。
パスワードのように文字の比較なら正誤の判定は簡単ですが、指紋の場合は全体の比較をするとなると微細な差異で認証が通らなかったり、判定に時間がかかったりします。
そのため、指紋認証では特徴的な部分をいくつか抽出して比較するようにしており、それらが一致していれば認証が通るというしくみになっています。
指紋を読み取る機械に指の一部しか触れてなくても認証が通ったりするのはこの特徴的なところが含まれていればいいからなんです。
◆顔認証って裏ではどうなっている?
指紋と同様に特徴的な部分を抽出しています。
しかし、指紋は変化がほとんどないのに比べ、顔は髪形や化粧の有無などでだいぶ見た目が変わります。
それでも最近の顔認証では、人が判断するのとは違い、それなりに本人を本人と認めてくれます。
それは変化し易い部分ではなく、あまり変わらないところを特徴として登録しているからできることなんです。
そうなると顔の中で変わらない部分とはいったい、どこなのでしょうか?
それを決定するために、膨大な顔のデータを基に正誤を確認する必要があり、機械学習などAIの技術が使われていたりします。
普段何気なく行っている認証の裏では、何を特徴とすれば誤認識が減るのかを、膨大な量の試行錯誤によって導きだそうとしているんですね。
優雅な白鳥が水面下で必死に足を動かしているように、認証の世界も水面下ではAIなど最新の技術をフル活用して社会のインフラを支えています。
今度パスワードを入力するときやスマホを使うときにでも、こんな話もあったなぁと思い出してもらえたらうれしいです。

2018年09月18日

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