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泥酔

学生時代に酒を覚え、先輩諸氏のおかげでずいぶん強くしてもらった気がしていました。
ところが卒業して会社に入ってみたら、会社の先輩がたの酒の飲み方やその量は学生のそれとは桁違いでした。
配属された拠点は週5日から7日(休日に誘いがある)飲むのが当たり前というところでした。
きついなと思うこともありましたが、昼間は仕事を教えてもらい、夜は酒を教えてもらう、それはそれは楽しい日々を過ごしていました。
毎回泥酔していましたが、若さゆえに翌日には二日酔いの気持ち悪さと戦いならがらも仕事はこなし、また夕方には飲みたくなっているという日々。
それも勤務地や仕事の内容が変わって行くと頻度も量も減っていきました。
物足りないながらも時として泥酔できればいいくらいになっていきました。
その後は年とともに日増しに酒が弱くなっていくのを感じ、控え目に飲んだつもりでも以前よりも二日酔いがきついなと感じるようになっていきました。
時の経つのが早くなっていく感覚と酒が弱くなっていく感覚はどこか似ている気がします。

「酒は飲んでも飲まれるな」とはよく言われることではあり、やはり理性が飛んでいる状態になっていると常軌を逸した行動や発言で失敗することもあります。
結局のところ酒の席だから許されるということはなく、相手の心に与えてしまったダメージはそう簡単に癒えるものではないことも次第にわかってきました。
特に年の離れた若い後輩への一言は、同年代の一言よりもかなり大きな衝撃を与えてしまうことも時としてあり、それにその場で気づけないこともあります。
自分は気分よく酔って、軽い話や相手のためと思ってしゃべっていても、聞いているほうはまったく違う解釈をしていることもあったりします。
酒は理性が飛ばない程度にほどほどの量で楽しめるといいんですけどね。

2016年02月29日

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