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(山岡)

ぷれぜん

提案というのは色々と苦労のあるものなのだと経験し、一部だけでも携わることができたのは良い経験をさせてもらったと思う。
小田先輩にはお世話になりっぱなしだったけど、ついに今日の日を迎えたかと気分も高揚している。
プレゼンで競合相手と戦う、その場に山岡が立つ、晴れの舞台だ。
先日の飲み会で立花先輩からも温かい言葉をいただいた。
「山岡君、提案書を書いたんだって、すごいじゃないか、僕は君ぐらいの時は先輩のカバン持ちだったよ」
随分遠い昔のような口ぶりだがたしか1年上の先輩のはずだ。
本当はずっと目上の先輩なのかもしれない。
そんな立花先輩の机にはライターに加え、灰皿の配置まで完了した。
あと1月ほどで陥落予定だ。
電車に揺られて某県の西、山の裾の空気の澄んだ場所だ。
駅から歩いて10分ほどでお客様の元へ着く。
「今日は遠くまでご足労いただきありがとうございます。各社様にはご説明をいただくにあたり1社あたり7分、質疑応答に3分計10分でお願いいたします」
は?!・・、
短い。
説明に30分はかかる。
まずい。
小田先輩に・・・、いる訳がない。
「白百合先輩どうしましょうか」
「はしょっちゃってよ」
「と言われましても・・・」
どうしたらよいかピンチだ。
こうなったら3倍速でしゃべるしかない。
山岡なせばなる。
「いやあ。ご苦労様。良かったよ」
「質問は出ませんでしたね」
「山岡君のしゃべりは間髪入れずで相手もたじたじだったよ」
「たじたじにしちゃって良かったのでしょうか」
「あとでお客様にはフォローしておくから大丈夫だよ」
「はい。そうですね。よろしくお願いします」
今はやりきった感があり、空気もうまいし心地よい。
一皮むけた気分だ。
やったな山岡。
後日結果は言うまでもない。

2016年01月18日

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