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日々これ徒然
essay & opinion
日本が所蔵する世界の名画 (山梨県)(OE)
なかなか出掛ける事もままならない昨今です。
過去に行ってよかった場所として、山梨県立美術館があります。
こちらの見どころにはミレーの『種をまく人』があります。
これはパリからバルビゾン村に移り住んで最初に手掛けた大作になります。
思い切り種をまく時の躍動感が強く感じられ農民の作業する姿が印象的です。
そしてもう1枚は『落ち穂拾い夏』です。
貧しい農民の為に穀物を地面に残しておく村の習慣が描かれています。
当時の人々の様々な生活様式もよく分かり、時代背景を知る作品としても面白いです。
有名と言われる作品は「何がその価値を高めているのか」と考えを巡らせながら鑑賞するのも楽しいと思います。
山梨県立美術館周辺の公園は富士山を望むフォトスポットにもなっています。
コロナが終息し、気分転換になる外出が気軽にできる日が早く訪れる事を願うばかりです。
2021年06月15日