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IT業界で働くということ(N06H)

昨年4月に入社して9ヶ月、新人研修の期間を2ヵ月はさみ、現在のプロジェクトに配属されて7ヶ月が経ちました。
転居を伴う就職による環境の変化と、新型コロナウイルスの流行で一変した生活に慣れるのには時間がかかりました。
最近、ようやく自分の置かれている状況や周りの様子を落ち着いて見ることができるようになってきました。
ここではIT知識ゼロの文系大学生だった私が、入社から現在に至るまでに感じてきたことをお伝えしたいと思います。
IT業界に興味を持つ学生のみなさんには「これからIT業界で働くってどんな感じなのか」というイメージを持つきっかけに。
またHASの先輩方には「今年入社した新人はこんなことを感じているんだな」と知っていただく機会になればと思います。
まず、一番に感じたことは『コロナ禍で新しい人間関係を築くことは難しい』ということです。
これは職業や業界に関係なく多くの方が感じていることだと思います。
私の場合、入社当日の昼ご飯を、同期が全員前を向いて黙々と食べたことを鮮明に覚えています。
それから約2ヵ月続いた新人研修のおかげで、少しは仲良くなれた気がします。
でも、コロナさえなければもっと関わる機会も多く、もっと仲良くなれたんじゃないかなあと時々思います。
私が配属されたプロジェクトではテレワークが多いです。
そのため、同じプロジェクトで動いているのに会ったことがない方がいたり、頻繁に連絡を取る方の顔を未だに知らなかったりもします。
そんな中ですが、「新人」という立場で親切にしていただけることも多く、分からないことを教えていただきながら少しずつ成長していっているはずだと思っています。
今後もしばらく続きそうなコロナ禍で、どのようにコミュニケーションをとっていけば良いのか探っていかなくてはなりません。
次に『ITの世界は非常に広くて深い世界だ』と感じています。
就活中、IT業界では新しい技術が生まれ続けるため学習し続けなけらばならないということは様々な場でよく聞いていました。
私は「いっぱい勉強して今のIT業界に追いつき、新しいことを学び続けよう!」と意気込んでいました。
そのうち、何でも知ろうとするとごく浅い知識しか身につかず、1つに絞ってもどこまでも学べることがあるんじゃないかと思い始めました。
現場でも、どんな分野のことでも詳しく知っている人はおらず、「〇〇のことはAさん」「△△のことはBさん」といったように、分野ごとに分担してプロジェクトが動いていることを知りました。
今では、ある程度広く浅い基本的で普遍的な知識にプラスして「このことに関しては自信がある」と言えるような特定の分野の深い知識を身に着けていきたいと考えています。
最後に、最近では『仕事ができる人はタフでかつ積極的にコミュニケーションをとっている』ように感じ始めています。
今の現場に配属されてから、仕事の忙しさには波があるということを感じます。
忙しい時はタスクを消化する目途もつかないうちに新たなタスクが生まれ、私の場合心身ともに疲れてしまいます。
忙しいときに体調を崩される方も多いですが、冷静に先のことを見据え、優先度を考えて、着々とやるべきことをこなしていく先輩方も見ました。
さらに、そういった忙しい時に活躍できる方は、コミュニケーションを多くとっていたように思います。
IT知識ゼロの時の自分の頭では、エンジニアという仕事と盛んなコミュニケーションは結びつきませんでした。
上記で記述した通り、分野によってよく知っている人が違うので、プロジェクトを進める上でコミュニケーションは不可欠だということを実感しました。
そこから、分からないことがあったときや何か困ったときに、自分だけで何とかしようと考えこみすぎず、しかるべき人に質問したり、助けを借りることが仕事を進めていく上で重要なことではないかと気付きました。
こういったことは今からでも実践できるので、意識していこうと思います。
今後も常に周りにアンテナを張り、先輩方がどのように仕事をし、技術を身に着けているのかを知るようにしていきます。
そして、現在に至るまでに感じたことやこれから気付くことを、自分にも落とし込んでいける柔軟性を持って、仕事に取り組んでいきたいと思います。

2021年02月01日

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