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営業ノ心得十ヶ条 第一条 (O2S)

『営業はお客様に作られるものと心得るべし』

近頃の若い者は、名刺に営業と書いてあれば自分は営業であると勘違いしている。
ボンクラなへなちょこである。
営業部の机に座って居るだけで、何が営業か。
お客様先で出入り禁止を喰らった人間に、営業としての意味と価値はあるか。
お客様に認めてもらって、初めて担当営業と言えるのだ。
また、「この客はオレには合わない」などと宣う自称エリート営業がいる。
完全なバカである。
英吉利語で言えばごっだむすてゅーぴっどである。
相手が自分に合うかどうかを決めるのはお客様である。
お客様に合わせる努力をするのが営業である。
従ってそもそも「合う・合わない」を議論の俎上に載せた時点で暗愚と言えよう。
さらに「客の言う事だけ聞いてくンなラ営業なんて要らねェだルろうが」などと巻き舌で罵倒する上司を見かけることもある。
こういうろくでなしの唐変木に限って自分が買い物をするときには「オルレは客だズォ」と神様を装うのだ。
で、売り手の営業に良い様に言いくるめられて高い買い物をしてたりして。
いい笑い者である。
営業の仕事は、自分がお客様の立場だったらどうして欲しいのかを必死で考えることで、初めて成り立つのだ。
基本のキ、拠って立つ礎、最大最強の武器、営業にとってそれは共感である。
そして、それぞれ違うお客様のそれぞれの立場を真剣に思いやることを繰り返して、営業として成長するのである。
お客様から教わったことが今の吾輩のすべてである。
ドラッカー曰く『企業の目的は顧客の創造である』。
それでも、営業を作るのはお客様である。
様々なお客様と巡り会って営業は形成されてゆくのであり、そこに終わりはない。

2019年06月10日

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