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日々これ徒然

essay & opinion

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以前こちらのブログで、お祭りで作り出される季節感のお話をしました。
今年は夏を楽しむべく、半休を取って浅草のほおずき市に行ってきました。
ほおずき市は毎年7月9日と10日に開催される浅草寺のお祭りで、その名の通り真っ赤なほおずきの屋台が境内にずらりと並びます。
開催日は四万六千日(しまんろくせんにち)の功徳日であり、この日に詣でれば四万六千日分の御利益があるとのこと。
おおよそ126年分の御利益、生きているうちにすべて消費できるのか怪しいレベルです。
通常のお参りで付与される功徳が1日分だとすると、明らかにインフレしています。
これだけあるのだからと功徳の半分を当日風邪で来られなかった友人に分け、残った半分を家族と分け,
さらに残った分をまだ会社で働いているチームの方々と分け。
46,000÷2÷5÷11=418
あれだけインフレしていた功徳が、なんだかんだで手元に残るのは1年と2か月弱。
人間は足るを知らぬ罪深い生き物のようです。
これはぜひとも来年も功徳をもらいに、ほおずき市に行かねばなりません。

2019年09月17日

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